新作UPしました(393)
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、大河ドラマ『平清盛』第14話『家盛決起』。
また大河です。すみません。

家盛くんは、(ドラマの中では)父も母も違う清盛の弟(史実では、多分 異母弟)。
家盛くんのマーマはパパの正妻さん。
兄の清盛くんのママは、パパの側室ですらなかった(いわゆるパパの初恋の人?)。

母が違い、実は父の血も受け継いでいない兄が、次の平家の棟梁と見なされ、正妻の子である自分は兄から一歩引いたところにいる。
自分のことはともかく、成さぬ仲の兄を立て、懸命に いい母親であろうとするマーマを見て(しかも、そのマーマが清盛のママほどには、パパに愛されていない)、家盛くんは切ない気持ちでいっぱい。
その切ない気持ちに耐えかねて、家盛くんは、自分が平家の棟梁になり、マーマを喜ばせてあげようと一念発起するのです。
(↑ 家盛くんは重度のマザコンです)。
で、一念発起──したまではよかったのですが。

家盛くんは、マーマを想う その健気な野心を、内大臣である藤原頼長(まだ左大臣ではないので悪左府ではない)に利用され、あげく 貞操まで奪われて(捧げて?)しまいます。
けれど、悪左府の狙いは、実は平家分裂で、彼は家盛くんの才能を見込んだわけでもなければ、家盛くんの立場に同情したわけでもなく、家盛くんのために何かしてあげようと考えたわけでもなかったのですね。
結果的に、慕っていた兄を廃嫡に追いやり、平家を分裂状態にしてしまった家盛くんは、失意の中、兄を呼びながら死んでしまいます。
(↑ 家盛くんは重度のブラコンでもあります)

「悪左府、ひどすぎ。家盛くん、かわいそ〜」
と、ひとしきり涙したあと、実にあっさりと、
「では、これで氷瞬話を1本!」
に切り替わる自分を、私はどう評すればいいのやら。
冷酷非情の人非人というか、やおい書きの鑑というか。
(どっちにしても、名誉な称号枕詞ではないような)(汚名は甘んじて受けますけども)

ちなみに、今回の話は(も)、もちろん いつも通りの なんちゃってファンタジーなのですが、舞台のイメージは 17世紀カルロス2世の頃のスペインです。
E国はエスパーニャ、F国はおフランス。
カルロス2世は、肉体にも知能にも精神にも性的能力にも問題(というか障害)があった 問題児国王ですが、彼は近親婚の犠牲者にすぎず、彼の無能は彼自身には何の責任もないことなので、彼を こんな話のネタにすることには 少々気が咎めるのですが。
(↑ Wikiにある系図とか見ると、ぞっとします。系図って普通 末広がりに広がっていくものでしょう。スペイン・ハプスブルク家は真逆です真逆)
せめて「自分は一国の王でいるべきではない」と判断し、その判断に従って行動できるだけの知能と行動力が、彼にあったらよかったんですけど、スペイン・ハプスブルク家唯一の男子となると、退位もなかなか難しいことだったのかもしれません。

タイトルの『 Amore Vittorioso -愛の勝利- 』はもちろん、カラヴァッジョのあの絵から採ってきたのですが、以前、全く同じ絵の別タイトル『 Amor Vincit Omnia -愛は全てを征服する- 』で別の話を書いていたことを、今回の話の更新用ファイルを作成してから、私は ぽこっと思い出しました。
もちろん 話の内容は全く違うのですが、当該タイトルを冠した話を書いたことを、私は綺麗さっぱり忘れていたのですね。
更に言うなら、その別話、『 Amor Vincit Omnia -愛は全てを征服する- 』のタイトルを見ただけでは、私は 話の内容を思い出すことができませんでした。
自分が書いた話なのに!
その事実に愕然としてしまいましたです。

これは、要するに、タイトルなど考えずに話を書きあげて、あとからテキトーにタイトルをつけているため、話の内容とタイトルが上手くマッチしていないということなのだと思います。
なら、適切なタイトルをつければいいではないか と思われる向きもあるかもしれませんが、私の書く話の主題なんて、どの話も似たり寄ったり。
私は、言ってみれば、『氷河と瞬が愛し合っていれば、どんな苦難も風の前の塵に同じ』な話を、手を変え 品を変え 舞台を変え 時代を変えて書き続けているだけなのです。
すべての話のタイトルを『愛の勝利』にしても、多分 大きな問題は生じないと思います。

時々思うんです。
毎回同じような氷瞬らぶらぶ話を書いているのに、それぞれ異なるタイトルを考えなければならないなんて、これはいったい どういう拷問なんだろう──と。
今になって、サイトにUPする話のタイトルを『氷河と瞬ちゃんのラブストーリー yyyy.mm.dd UPの場合』という命名ルールにしておけばよかったと後悔しています。
タイトルを考える時間で 次の話を1本(は無理でも、原稿用紙10枚分くらいは)書けるのではないかと思うと、タイトルを考えている時間がもったいなくて仕方がありません。
考えたからといって、適切なタイトルを思いつくわけでもないというのに。

恥を忍んで告白しますと、
「いっそ無題のまま話をUPし、毎回『タイトル募集』をしてみたらどうだろう?」
なーんて阿呆なことを考えたことすらあったのです、私は。
ですが、それって、見方を変えると、拙作を読んでくださった方々に、
「yyyy.mm.dd UPの作品を読み、その主題を50字以内にまとめよ」
なテスト問題を出しているようなもので、到底 許されることではない。
持ち合わせの少ない分別を総動員して、私は、人様の お力にすがることを、泣く泣く諦めました。

氷河と瞬ちゃんが愛し合っていれば、どんな苦難も風の前の塵に同じ──なはずなのに、やおい話のタイトルだけはどうにもならない。
案外、『聖闘士星矢 Ω』が『聖闘士光牙』にならなかったのも、安直に「前作のネームバリュー +α」を狙ってつけただけのタイトルではなく、制作サイドの方々が真剣に長い時間をかけて考え決定した、苦心のタイトルなのではないかと思ったりする私です。

【2012/05/12 20:58】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新作UPしました(392)
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、アルフレッド・テニスン『シャロットの乙女』。
『外の世界を直接見ると死ぬ』という呪いをかけられ、鏡を通してしか外の世界を見ることのできないシャロット姫が、恋のために そのタブーを破り、その報いとして死んでいくお話。
女性の社会進出を歓迎しなかった19世紀イギリスの気風がわかるような創作寓話です。

とはいえ、テニスン自身は『恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりましである』とか言ってるような人ですから、本作も、「不幸になりたくなかったら、家庭にこもっていろ」ではなく「死を覚悟して、外に出よ」と言いたかったのかもしれませんけども。
あるいは、それらの解釈はどちらも間違いで、実は彼は そんな小難しいことは毫も考えておらず、ただ単に 耽美な設定で薄幸の美女の物語を書きたかっただけなのかもしれない。
(ワタシ的には、↑ これがいちばん可能性が高いように思います。甘々ロマンティック & お耽美なラファエル前派全盛の頃の詩ですしね)

んーと。
これまで私は、氷河が天秤宮で死んでいる間の(?)彼の精神世界というか妄想世界話は何本か書いたことがあるのですが、ハーデス様乗っ取り中の瞬のココロの中の話を書いたのは、もしかすると これが初めて(?)かも(?)。
↑ 『(?)』ばかりなのは、本当に記憶にないからです。
『書いた』記憶もないのですが、『書いていない』と断言できるほどの確信もない。
本当に、まさしく、完全に、『記憶にない』。
これは、何と申しますか、話を1本 書き終えた瞬間には速やかに その内容を忘れて、次作に取りかからないと間に合わない自転車操業サイトの管理人らしい 頼りなさ。
歳のせいだとは思いたくありません(ので、思いません)。

それにしましても、こういう話を書いていると、言っても詮無いことではありますが、ハーデス瞬ちゃんと氷河の ご対面シーンが見たかったな〜と思いますね。
氷河は、瞬ちゃんの危機的状況を正確に把握できずに、もしくは瞬ちゃんの力を信じて、
「瞬は時間を守る奴だ。おまえとは違う、フッ」的余裕をかますのか、
瞬ちゃんの危機的状況を正確に把握できずにパニックを起こして、
「瞬は……瞬は無事かっ!?」的に取り乱すのか。
(↑ どちらにしても、大変おいしい)

本音の本音を言えば、氷河のことだから、「友である瞬に拳を向けることはできない」的に逃げをかます可能性が51パーセント──だと思うのですが(それはそれで おいしい)、「命をかけた戦いを共に戦ってきた友だからこそ、この俺が」の可能性も49パーセントくらいはある(それもまた、実においしい)。 

どのパターンでもおいしいですし、どのパターンだったとしても、私は その場面をネタに10本は話を書けるでしょう。
ご対面してほしかったと、すーごくすーごく思うのです。
とはいえ、ご対面シーンがなかったからこそ、今回のように好き勝手な話を作れてしまうという現実もあるわけで、私のココロも なかなかフクザツ。

氷河がその場でどう動くのか、私には「氷河なら こうする」と断言できる展開は思いつかないのですけれど、瞬ちゃんがシャロットの乙女的ポジションに置かれた場合、「瞬ちゃんは必ず自分の目で外の世界を見ようとする」と、これは確信をもって断言できます。
なにしろ、「僕は目をつぶって死ぬまでの陶酔にひたるようなことはしない」と、瞬ちゃん自身が言ってくれていますから。

『こういう場面では こう振舞う』『そういう場面では こう振舞う』というのが ほぼ確信をもって推察できる瞬ちゃんと、ほぼ 想像を絶する氷河(あくまでも私の場合です)。
そういう二人の組み合わせが好きだということは、私が、安心・安全・確実性と危険・冒険・意外性(むしろ突飛性?)を同時に求めているからなのかもしれません。

星矢ちゃんや紫龍、一輝兄さんは、どういう場面でどう振舞うか、おおよそ察しがつくんですよ。
でも、氷河はわからない。
氷河の出てくる話(ばかり)を20数年間 書き続けているのに、それでもやっぱり わからない。
アニメの“踊る系 真顔で冗談”な氷河と、原作の“時に滝涙、普段は結構クール”な氷河の間の溝を整合性をもって統一できないだけでも 結構困りものなのに、ギガマキのように 滅茶苦茶かっこよくクールで通すことのできる氷河のイメージもあるせいで、私の氷河像は未だに定まっていないのです。

本当に難しい男です、氷河。
でも、難しいから挑み甲斐もある。

死ぬまでに答えに行き着ければいいな〜 程度に ゆったり構えて、氷瞬の道を究めたいと思う私なのでありました。


【2012/05/05 20:47】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キリリク話、UPしました(504000) & 氷瞬40質のご回答をいただきました。
記念のお花畑→8番目の花壇に、いちごさんからの504000カウントリクエスト話をUPしました。
いちごさん、リクエスト、どうもありがとうございます!

今回いただいたお題は、
『冥界三巨頭に懐かれる瞬、それに挑む(?)氷河』

お題をいただいて、
「そーいえば冥界編って、パンドラ様にじゃなく ハーデス瞬様にお仕置きされる三巨頭シーンとか、ハーデス瞬様に畏れ入って平伏しまくる三巨頭の場面とか、ほとんどなかったような……」
と、今更なことに気付いてしまいました。

ワタシ的には、パンドラ様にお仕置きされて 悔し涙のラダマンティスに、ハーデス瞬ではなく 素の瞬ちゃんが、
「中間管理職の人って かわいそう……」
と、真面目に同情している図とかを見てみたかったのですが、それにしても確かに三巨頭って青銅聖闘士との絡みが少ないです。
ハーデス瞬なんて、彼等の主君だというのに、やりとりは ほとんどパンドラ様経由。
「つまり、今回のキリリク話は、三巨頭の直属上司が瞬な話を書けばいいのね〜」
と、張り切って話を書き始めた私だったのですが。

結局のところ、今回のキリリク話は、ウチの瞬は(原作・アニメオリジナルの瞬ちゃんもおそらく)人様にあれこれ偉そうに命じたり、威張ったりすることのできないキャラなのだということを再確認しただけの話になってしまったような気がします(多分、私の気のせいではない)。
でも、だから部下を手懐けられないかというと、そんなこともないわけで。

既に氷河は迫力負けしているような気がしないでもありませんが、冥界三巨頭なら 氷河も相手にとって不足なし。
彼には 心ゆくまで(?)頑張ってもらいたいものでございます。
(と、あんな話を書いた私が どの口で言うのやら)


今回リクエストをくださった いちごさんは、前回リクエストをくださった なつこさん同様、十数年振りの再燃さんだそうです。
実を申しますと、幣サイト、ここ2、3ヶ月の間に、本当にびっくりするほど たくさんの『再燃しました』『再々燃しました』のメール、コメントをいただいています。
冥界編、ND連載、Ω、『ふと 思い立って』等々、きっかけは皆さんそれぞれなのですが、ここまでの再燃ラッシュは 私も初めての経験で、嬉しいやら驚くやら。

↑ 『びっくりするほど たくさん』と言っても、それはあくまで当社比にすぎないのですが、これは多分、私の12年間のサイト運営の中で最高頻度。
今回は、『冥王ハーデス十二宮編』OVA化の際にいただいた再燃お知らせメールの数を凌駕しています。
我が家一軒だけで こうなんです。黄金様サイトでは もっとずっとすごいことになっているのでしょうし、更に 星矢世界全体はどうなっているのかと思うと、もう想像しただけで うっとりしてしまいますね(パラ銀のスペースも当初の募集分は満了して、追加申込みを受け付けているとか)。

『聖闘士星矢』という作品の持つエネルギーというものを ひしひしと感じます。
本当に すごい作品です。
これで、Ωから入った新規さんが無印星矢にも はまってくれたら嬉しさ倍増、更に氷瞬に はまってくれたら嬉しさ3倍増なのですが、はたして。
新しいサイトさんの登場や 更新を再開してくれるサイトさんがあったりすると、これまた嬉しいのですけど、はたして。
何かと楽しみな2012年でございます。


それから、それから。
『お約束のお花畑』→『オトナな氷瞬ファンに40の質問』のコーナーに なつこさんからいただいた ご回答をUPさせていただきました。
その中の、
Q39 氷河×瞬ファン・氷瞬サイト管理者さんたちに聞きたいことはありますか。
 → 仕事しながらどうやって時間、体力がこんなに。

これは、私も、他の方々の秘訣(?)を ぜひ知りたいところ。
ちなみに、私の場合は、非常に矛盾した話ですけど、サイト更新を続けるために ネットに触っている時間を極力減らしました。
以前は、ついついネットに接続して、一日に何時間もだらだらとネットサーフィンをしていたのですけれど、今は、話を書く際の資料探しのため以外には ほとんどネットに触りません。
あとは、氷瞬サイト巡りとΩの公式サイトチェックをちょこちょこするくらい。
メールチェックすら、一日一回。
そうすることによって平日一日に2時間くらいはゲンコ書き用の時間ができて、そこに週末土日いずれかの4、5時間をプラスして話が1本、週1更新ペース維持。

それで、結構遊びにも行けてますし、家事もそれなりに(あくまでも それなりに)こなせています。
平日の お稽古事はやめてしまいましたけど、それはお稽古より 氷瞬話を書いている方が楽しいからという素晴らしい理由によるもので、自分の欲望に正直になった結果。
決算対応等で連日終電帰宅や休日出勤になり、ゲンコ書きどころでなくなる時期もありますが、そういう時のためにストックもためておく。
もともとが のんべんだらりの怠け者だったからこそ捻出できた時間なのですが、私の場合はそんなふうです。

↑ 以前、サナトリウム話のリクエストを受けた際、立原道造の『風立ちぬ』(すみません、素で間違えていました。堀辰雄です。立原道造は堀辰雄編集の『優しき歌』でした;)に関することを調べていて、リンク先を辿っているうちに、1時間後、なぜか木曽の桶屋さんのサイトに着いていた──という、まさに『風が吹けば桶屋が儲かる』状況を経験したことがあります。
桶屋さんの情報は、おそらく 氷瞬話の参考にはならない(と思う)。
「私って、この1時間、何をしていたの……?」
と呆然としました、あの時は。
時間は、無駄無益な時間を切り捨てれば、結構 何とかなるような気がします。
私は かなりの遅筆なので これだけの時間が必要ですが、書くのが速い人は本当に速いですし。

問題は体力ですね〜。
ないです、体力。
ほんと、困ったものです。
売っていたら欲しいもの。時間、健康、体力。
それ以外に欲しいものなんて、私には おいしいケーキくらいしかありません。

んが、しかし。
「体力を買いたい」なんて言ったら、氷河あたり、「んなもん、自分で養え」と、軽蔑の目で私を見そう。
瞬ちゃんなら、縄跳び用の縄くらいプレゼントしてくれるでしょうか。
氷河と瞬ちゃんは、努力でそれを培ったのですよね。
腕立て伏せ3回が限度の私は、彼等の前に立ったら自然に頭が下がりそうです。

そういえば、冥界三巨頭って、どうやって体力をつけたんでしょう。
あの冥闘衣では、絶対、縄跳びなんてできそうにないですけど。
パンドラ様に、
「今日のお仕置きは縄跳びだべ〜(←パンドラ様の声、ドクロベー様の口調でお願いいたします)」
とか言われて、縄跳びをするために、せっかく苦労して装着した冥闘衣を かちゃかちゃ脱ぐ三巨頭とか、すーごく可愛いような気がします。
縄跳びに限らず、うさぎ跳びでも、馬跳びでも、跳び箱でも、反復横跳びでも、三巨頭が最初にすることは冥闘衣を脱ぐこと。
冥闘士をやっているのも大変です。

そして、私の体力作りの古いイメージもどうにかしたい。
今時の学校では、うさぎ跳びって禁止されているのだそうですね。
びっくりしました。
昔のスポ根アニメなんて、(子供が真似しちゃうから)絶対 再放映できないじゃないですか。
星矢には、うさぎ跳びシーンってあったでしょうか。
星矢ちゃんがウサギを追いかけているシーンはあったような気がしますが。

とまあ、そんなこんなの(?)三巨頭話。
いちごさん、リクエスト、どうもありがとうございました!
三巨頭話、『3:1(+α)』ではなく、『ラダマンティス VS 瞬(+氷河)』、『アイアコス VS 瞬(+氷河)』、『ミーノス VS 瞬(+氷河)』の『1:1(+α)』な話をそれぞれ書いてみたくなって、今 ちょっとうずうずしている私です。

今回は三巨頭の掘り下げ方があまりに浅すぎて、「ん〜?」なことになってしまいましたが、もしキリ番を踏むことがありましたら、これに懲りずに ぜひまたリクエストしてやってくださいませ。
このたびは、リクエスト どうもありがとうございました!



ちょっとフライングですが、『お約束のお花畑』→『愚考・駄文コーナー』に、チューリップ畑12周年の 簡単なコメントをUPさせていただきました。
皆様、本当にありがとうございました。
これからも よろしくお願いいたします。


【2012/04/28 21:02】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キリリク話、UPしました(501000)
記念のお花畑→8番目の花壇に、なつこさんからの501000カウントリクエスト話をUPしました。
なつこさん、リクエスト、どうもありがとうございます!

今回いただいたお題は、
『愛別離苦』
『韓国三国時代新羅花郎徒』
『春眠暁を覚えず』
のいずれか。

私は、その中から、おそらく おちゃらけ幣サイトとは最もイメージが乖離したところにあるであろう『愛別離苦』を選ばせていただきました。
この選択には、「Ωで 無印青銅聖闘士たちのその後が語られてしまったら、これは もう書けない類の話かもしれない」という気持ちが作用したところがあるかもしれません。
『聖闘士星矢Ω』、なかなか罪作りな番組でございます。

今回 501000カウントリクエストをくださった なつこさんは再燃さんで、アニマックスで冥界編をご覧になったのが きっかけで、10年振りに こちらの世界に戻っていらしたとか。
まさに『お帰りなさい』ですね。
何と申しますか、帰郷のお祝い話にしては、今回のキリリク話は 完全に明るいハッピーエンドとは言い難いものになってしまいましたが、そこはどうぞ ご容赦ください。

ちなみに、私の死生観は今回の話の氷河とも瞬とも違っていて、死んだら心も魂も何もかも綺麗さっぱり消滅してほしい派。
眠るように意識がなくなって、そのまま永遠に目覚めないでいてくれればいい。
彼岸も 転生も 魂の不滅もいりません。
死んだあとも思考力や心なんかが残っていたら、色々恥ずかしい思いをしそうな未熟な人間なので、これはワタシ的には本当に切実な願い。
いっそ、魂の不滅 or 消滅を、死後に選択できたらいいのに……と思います。
ΩとNDの完結後だったら、私は確実に『消滅』を選びますね。
これは つまり、ΩとNDの完結前に死んだ場合、私は魂の消滅を選ばないということ(選ばないだろうと、生きている私は思う)。
そういった知的(?)欲望が 死後も継続するのか否か、大変興味深いことでございます(と、生きている私は思う)。


ところで、星矢には全く関係ありませんが(& 月日は少々遡りますが)、昨年のお盆直前に、私は、当時小学6年生だった甥っ子その1から、PCの方のアドレスにメールを受け取ったのです。
『こんにちは』もない用件(と近況報告)だけのメール。
その後 帰省先で、彼に直接会った時、そのメールに言及して、
「ケータイメールじゃないんだから、目上の人へのメールには、せめて『こんにちは』くらい書くように。『こんにちは』を略すなら、挨拶を略させていただきますという意味の『前略』を書くのが礼儀でしょう」
という教育的指導をかました私。

甥っ子、そんな私に答えて曰く、
「『前略』って打つより、『こんにちは』の方が簡単だよ?」
「そう、キミは実に いいところに気付いたねー。『前略』は あまり目上の人に使っていい言葉ではないし、手紙というのは 頭語と結語を間違えると かえって相手に失礼になるから、キミくらいの歳の子は、メールの頭には『こんにちは』って書いておくのが無難だと思うよ」
と、私はすっかりEテレ『にほんごであそぼ』の乗りで 偉そうに彼にレクチャーしたのです。

で、その甥っ子から、つい先日 再び 私のPCのアドレスの方にメールが来たのですね。
『前略 ○○おねーちゃん』
で始まった そのメール、
「うーん、やっぱり手でないと、前略や拝啓は違和感あるわねー」
と思いながら、そのメールを読み進んでいった私は、家族の近況と私へのおねだりの本文のあとに書かれていた結びの句に、自分の目を疑うことになってしまいました。
そこには、
『いつもありがとう。後略
と書かれていたのです。

『後略』ってなに、『後略』って!
これはギャグですか。本気のミステイクですか。
ギャグなら笑えるからいいですし、本気のミスなら、きっと彼なりに一生懸命調べて書いたメールなのでしょうから、その向上心と向学心を褒めてやるつもりですが、それにしても、我が甥っ子ながら面白すぎ!

まあ、手紙を書いたことがほとんどなく、ケータイメール・PCメール専門の今時の子供たちに『前略〜草々』『拝啓〜敬具』を使いこなせと求める方が無理なのかもしれませんけども。
(無理というより、覚える必要がなくなっていると言うべきでしょうか)
何はともあれ、今度会った時には、彼には お小遣いを たっぷり はずんであげようとココロに決めたオバサンだったのでした。

サイト関連では、星矢ファンは、さすがにオトナな方々が多く、私は 礼を失したメールというのは 未だかつて一度も受け取ったことがありません。
逆に、「たかが やおいサイトの管理人に、ここまで丁寧な文章を書いてくださらなくても──」と恐縮することの方が多いです。
なので、私は それが同人界の普通なのだと、結構長い間 思っていたのですが、実際はそうでもないようで。

他ジャンルの知り合いに聞いたのですが、そちらのジャンルでは 裏パス請求に3行メールなんて当たり前だそうで、彼女は、
「創作系サイトの管理人なんて、作品の感想さえもらえれば、タメ口メールにだって ほいほい喜んで 裏パスも発行するし、18禁絵のリクにだって応えちゃうんだから、そこをうまく突いて躍らせてくれればいいのに……」
と、残念そうに(?)言っておりました。
マナーより感想。
サイト管理人的には、もしかしたら真理かもしれません。

更に言うなら、Ωに出てくる子たちって、(龍峰くん以外)手紙のマナーとか全然知らなさそう……(栄斗くんとエデンくんは、動いているところを まだ見ていないので、『何となく そう感じる』だけですが)。
無印星矢なら、紫龍と瞬ちゃんは知ってるでしょうし、一輝兄さんとかは意外に そういうことには厳しいかもしれない。
でも、氷河と星矢ちゃんは……後略。
(↑ 氷河が完全にマナー知らずだというのではなく、彼のマナーは 対峙する相手によってムラがありすぎるのです)(と、私が思ってしまうのは、敵にすら敬語を使う瞬ちゃんと比べてしまうからなのかもしれませんが)

で、今回 私は、そんなムラなマナーの実践者であるところの氷河が 子供の無作法に腹を立てている話を書かせていただいたわけです。
んー……。
私自身が未熟な人間であることは重々承知していますが、そんな私でも、氷河に(たとえ不惑を迎えた氷河にでも)、礼儀作法のことで あれこれ言われたくはないかなー と思わずにはいられない。
でも、ちょっとだけ――ほんのちょっとだけ、氷河に、『この無作法者!』とか怒鳴られてみたい気もする。
このあたり、なかなか フクザツなファン心理でございます。


というような感じで(?)。
なつこさん、リクエスト、どうもありがとうございました!
せっかくの『祝 帰郷』話でしたのに、完全無欠のハッピーエンドにできず、本当に申し訳ありませんでした。
なつこさんの 帰ってきた同人界での日々が楽しいものになることを、心から祈っています。


次回も、キリリク話UPの予定です〜。


【2012/04/21 20:53】 | 新作UP連絡 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
新作UPしました(391) & 氷瞬40質のご回答をいただきました。
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、『きみに読む物語』。
例によって例のごとく、観ていません。すみません。

話が、氷河一人称 → 三人称 → 瞬一人称 → 三人称 と移っていく上、時間も前後するので、非常に流れがわかりにくくなっております。これまた 大変 申し訳ありません。
私(書き手)がいちばん楽で、技巧も工夫も必要としない書き方を選んだら、こんなことになってしまいました。

今回の話を(私が)全部 三人称で書いていたら、ちょっと大変なことになっていたと思います。
今回の話の一人称場面って、ただ話をしてるだけですから、私のようにテクも芸もないもの書きは、
「〜〜〜」と言って、微笑んだ。
「〜〜〜」と言って、唇を噛んだ。
「〜〜〜」と言って、瞼を伏せた。
というような地の文を語りの間に繰り返し入れることしかできない。
せいぜい、語りと語りの間に 時間の経過を表わす描写を入れるくらい。

一方的会話シーンって、動きがないし、単調だし、最も書きにくい場面の一つです。
元ネタの映画の方も、『読む物語』と言いながら、物語を読まずに、再現映像での回想になっている模様。
映画を、本当に、物語を読んでいるシーンだけで2時間もたせられたら、その監督さん(& 読む俳優さん & 聞く俳優さん)は天才だと思います。

んーと。
『成功するにはどうしたらいいのか』と問われて、『自分が成し遂げたいと思うことを、成功するまで続ければいい』と答えたのは、かの松下幸之助さんです。
それが失敗続きでも他人に迷惑をかけない恋愛問題なら そういう対応でも特に問題は生じない(かもしれない)と思わないでもないですが、それが 失敗を繰り返す分 会社に損失をもたらす(=資金は投入されるのに益は生じない)商品開発とかだったら、結構大きな問題になるのではないかと、シロートな私は思ってしまうのですけども。

見切らなければ 傷が広がるだけ──という場合があると思うのですが、そのあたり松下幸之助氏はどう考えていたのか。
仮にも『経営の神様』と呼ばれた方の言葉。
もっと特殊な解釈方法があるのでしょうか。
ちょっと気になるところではあります。

まあ、氷河が、自分の恋が報われるまで 絶対に瞬を諦めなかったとしても、それは人様に迷惑がかかることではありませんし、少なくとも氷瞬的には全く無問題ですけど。


それから、それから。
『お約束のお花畑』→『オトナな氷瞬ファンに40の質問』のコーナーに あんころもち瞬さんからいただいた ご回答をUPさせていただきました。
(ご回答の語尾に数箇所 文字化けがあったため、きゃわの方で句点等に変えさせていただきました)

いただいたご回答の中で ちょっと気になった Q26の『某巨匠の カー●ックスの話』。
こちれは、もしかしてこちらのお話(他サイトさんに飛びます)ですか?(違っていたら すみません;)
私は、こちらのお話のキャッチフレーズ(?)『シーマでCまで』が、今でも忘れられません……(ABC呼び、懐かしすぎる〜)。
バブリーな時代の氷瞬は、ごく自然に 豪華&華麗。
上流・お金持ちであることが当たりまえでした。

それを考えると、『星矢Ω』の小綺麗さなんて、当時の氷瞬世界の豪華絢爛さの足元にも及んでいません。
大貴族様の前の 新興市民程度、太陽の前の 蛍の光のごとし。
ギリシャと日本の現状がこうですから、それも致し方のないことなのかもしれませんが、創作物の中でくらい、派手にやってくれていいと思うんですけどね。
小綺麗だから、旧作ファンの反発を(ある意味、小さな反発を)受けるんです。
ちんまいクロストーンだの 聖闘士養成所なんかを作るから、「何じゃ こりゃ〜?」なことになる。

「経済危機なんて屁でもない、これがグラード財団の財力よ! 文句があるならサンクチュアリにいらっしゃい!」的な勢いで、いっそ超ド派手なグラードコロッセオ Part2 くらい造ってしまえばいいんです。
「21世紀の聖衣箱は、鉄銅鉛より はるかに比重の軽いダイヤモンド製、持ち運びも超楽ちん!」くらい ぶっ飛んでしまえばいい。
そうなれば、我々庶民は「へへーっ!」と畏れ入って ひれ伏すことしかできませんから。
(私ってば、言いたいことを言ってますね、しかし)

そんなことも 絶対にあり得ないことではなかった あの時代。
いただいた ご回答に氷瞬の原点を見たような気がした私です。
あんころもち瞬さん、ご回答、どうもありがとうございました!


というわけで、さて。
朝は6時半から『聖闘士星矢Ω』、夜は8時から『平清盛』と、珍しくテレビに支配されている本年度の私の日曜日。
4/8放映の『平清盛』第14話『家盛決起』で、まさかまさかの やおいシーン2連発。
「わっ、わっ、わっ、頼長さんてば、まじで家盛くんを押し倒しちゃったわよ。いいの? いいの? ほんとにいいの〜っ !?」
と、慌てていた私に、
「もちろん、いいんです」
と答えるかのように、2度目の(半ば無理矢理)押し倒しシーン。

NHK様は、どうやら本気のようでございます。
これまで、大河で やおいなシーンというと、せいぜい『草燃える』の公暁と三浦の駒若丸くらいしか記憶にないんですけど、今回はもう、しっかり はっきり 明確に 妖しいほど ほも。
悪左府が そっちの人だということを知らない方々が あれを見ていたら、画面の中で いったい何が起きているのか、全く理解できなかったのではないかと心配してしまうほど、きっちり ほも。

「たとえ どれほど視聴率が低迷していても、私はラストまでついていきます、NHK様!」
と、私はココロの中で叫んでしまいましたです。
史実なんですから、遠慮する必要はないですしね。
ええ、遠慮する必要なんか、どこにもありませんとも。

しかし。
この手のことを、ある意味ノンフィクションの歴史ドラマではなく、アニメ等の完全創作物で いたされてしまうと、今ひとつ萌えないのはなぜなんでしょうね。
腐女子を釣ろうとしている魂胆が透けて見えるからなのでしょうか。
のわりに、アニメ星矢での天秤宮シーンには、(私は)その手のあざとさは感じなかったのです。

「なんだか魂胆が見え透いてるわねー……」
と冷ややかかに思うより、
「良い子が家族と一緒に見る夜7時のアニメで、こんな絡みシーンを流していいのーっ!?」
と、滅茶苦茶慌て、とにかく、ひたすら、じたばた & あたふたした。
衝撃の方が大きくて、クールに冷めていられなかった。

この「あーあ……(≒かえって興ざめ)」と「うわあぁぁっ!!(≒よくやった!)」の反応の違いは、いったいなぜ、どこから生じるものなのか。
ドラマなりアニメなりの製作者側の姿勢──「受けたい、売れたい、話題になりたい」という願いを第一義としているか、「よいものを作りたい、よいものを作らなければならない」と考えて大真面目に真剣に作っているかどうか──そんなところも関係してくるのでしょうか。
それとも、やりすぎると、衝撃の方が大きくて、様々の魂胆や下心が感じ取れなくなるのかな?
氷瞬 解凍シーンはどうだったのか。
そんなことが、今更気になっている私です。

ちなみに、オーディーンサファイアの見せ合いっこシーンにも、私は 製作者側の あざとさや媚びは感じませんでした。
氷河と瞬ちゃんの意味ありげな見詰め合いを喜び、浮かれつつ、
「この二人が ここでこんなふうに見詰め合うことにどんな意味があるのであろーか?」
と、真面目に不思議に思っていた。
この手の問題は、製作者側の姿勢もさることながら、視聴する側の人間の気持ちの問題も大きいのかもしれません。


まあ、そんなこんなで、ひたすらハードです、2012年度の私の日曜日。
そして、とても楽しい。
金曜の夜や土曜日より日曜日の方が楽しいなんて、会社員としては最高かも。
気分が高揚したまま月曜の朝を迎えられるので、1週間に憂鬱な日がないんですよね。
2012年は、本当に素晴らしい年です!


次回はキリリク話をUPする予定です〜。



【2012/04/14 20:51】 | 新作UP連絡 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
新作UPしました(390)
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、『最後の恋のはじめ方』。
例によって例のごとく観ていません。すみません。

デートコンサルタントを お仕事にしている男性の恋物語──なのかな?
そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。
しかし、今問題なのは、話のネタ元の映画の内容ではないのです。
そうではなく、国語の問題。

実は、私は、今回の話を書いている間ずっと、
「『デート』って死語じゃないわよね? だって他に代わる適当な言葉もないし……」
と悩み、不安を感じておりました。
現実世界で、ここ2、3年、聞いたことも使ったこともないような気がするんです、『デート』なる言葉を。
かといって、今時、『逢引き』『逢瀬』『ランデブー』『密会』『忍び合い』等の言葉は なおさら聞かない。
じゃあ『デート』のことを何と言っているかというと、『会う』『どっか行く』『遊びに行く』というような言葉で代用しているような気がするのです。
ですが、それは、どう考えても名詞ではないでしょう。

死語じゃない。
デートは死語じゃないですよね!?
たとえ現実的には死語だったとしても、今回の話は、ぜひ『デート』なる言葉が死語ではないということにして お読みいただけますよう、伏してお願い申し上げます。

んーと。
最初は、瞬を黄金聖闘士全員とデートさせようと考えていたのですが、長くなりすぎるので、断念しました。
それでなくても起承転結の配分を間違えた感があるのに、全員とテストデートをしてしまったら、話のバランスが ますます ひどいことになってしまいそうだったので。

ちなみに、『4月はもっとも残酷な月 云々』は もちろん、イギリスが世界に誇るノーベル賞作家 T・S・エリオットの『荒地』の冒頭の句です。
自慢するわけではありませんが、私は 最初の7行しか知りません。
(本当に自慢になりません。すみません)


さて。
『行けども行けども はてしなく、いつまで続く ぬかるみぞ』(また、危険な詩を;)。

私の年度末決算は、まだまだ続いております。
お花見ができなくて機嫌の悪い星矢を書きながら、
「私なんか、ここ10年くらい お花見なんてしたこともないのに〜」
と、泣きが入っておりました。
私にとっては、『デート』よりも『花見』の方が死語だったりします。
やらなければならない仕事なのですから、命をかけて やり遂げますけどね。

その会社での話。
私は、社内で、月イチペースでブログのようなものを連載しているのです。
もちろん、内容は真面目な業務の話で、仕事に対する心構えとか、我々の仕事の重要性とかを、ほどよく笑いをまぶしつつ語る──といったものなのですが。
数ヶ月前に、「自分の担当している業務が、連携のミスによってうまくいかなくて悔しい思いをした」というような内容の話を書いたのです。
「なぜ我が社は某アニメ番組のスポンサーに名乗りをあげなかったのかと、地団太踏んで悔しがった時と同じくらい悔しかった」というようなことを。
(↑ ウチは、グループ内にエンターティンメント部門の会社もあって、グループ報等で映画やアニメの情報も入ってくるので、さほど不自然な比喩ではない)

(笑いどころが)わかる人にはわかり、わからない人にはわからない話で、お硬い業種の(ということになっている)我が社に わかる人はいないだろうと思っていたのですが、上記一文に釣られた数名の方から反応のメールが入ってきて、超びっくり。
どなたもアニメなんか見そうにない真面目で仕事熱心なカタギの方々ばかりで(実際は、私がそう思っていただけだったわけですが)、その中には 私より年上の男性も約1名いらっしゃいました。
「え!? え!? え!? Мさんがタイバニ ご覧になってらっしゃるんですか!?」
と、腰を抜かした私。
もちろん、我々はそれからも そんなメールのやりとりがあったことなど おくびにも出さず、表向きは 真面目で仕事熱心な企業人の振りを続けていたわけなのですが、先日 その中のお一人と他人の耳目のないところで話をする機会に恵まれまして。

その方は、私より十数歳年下の若い女性なのですが、私が恐る恐る、
「あのー、もしかして腐ってらっしゃるんですか?」
と尋ねましたら、
「もちろんです! コスプレもやってます! あ、でも、今週末の虎受けオンリーには行けないんですよ。『薄桜鬼』のイベントがあるんです!」
という、元気なお答え。
私は、
「ウチみたいな お硬い(ことになっている)会社にも、腐女子がいたのね……!」
と、自分のことは棚にあげ、思わず呻いてしまいました。

腐女子の社会進出には、目覚ましいものがあります。
そして、彼女等は 実に見事に一般人の振りをしてのけている。
それはもう、桜のように鮮やかに。

「会社で、仕事をしながらでも、お花見はできるわね〜」
と しみじみ思った、ある晴れた春の日の午後でありました。


【2012/04/07 20:49】 | 新作UP連絡 | トラックバック(1) | コメント(6) | page top↑
新作UPしました(389) & 聖闘士星矢Ω ワールドプレミア レポ
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』。
「なんで、氷瞬でモリゾー・キッコロなのだ!?」
と思われる向きもおありかと思いますが、こればっかりは私の毎週土曜朝の視聴習慣なので、番組編成でもない限り変えられません。

で、こちらの番組でダンゴムシの回がありまして、ダンゴムシの交替性転向反応を知り、
「もしかして、ダンゴムシって、氷河より賢くない!?」
と感動してしまった次第(ファンの言いぐさでしょうか、これが)。
(どちらかというと 虫の類は苦手なんですけどね。ダンゴムシは昆虫ではないそうですが)

まあ、ダンゴムシの件はさておくとして、話を書き終えてから、何の気なしに検索をかけ、その結果を見て真っ青になった私。
なんと チョコレイト納豆なるものが現実世界に存在し、しかも立派に商品展開されていた!
まさか そんなものがあるはずがないと決めつけて 事前に調べもせずに話を書いたので、発売元の会社さんには大変失礼なことになってしまいました。
なので、ここで宣伝を兼ねた お詫び。
おそらく、きっと、多分、とても美味しいものだと思うので、ご興味を抱かれた方はぜひお試しください。
柿の種チョコだって、最初にいただいた時にはびっくりしましたけど、今は驚きもせずに普通に食べてますからね。納豆チョコだって、きっと美味に違いないと思います。


──と、今週UPの新作周辺のことは このへんで切り上げまして。
昨日(というより、今日)開催されました、星矢ワールドプレミアの簡単レポを。

とはいえ、イベント前夜からのスケジュールが、
22:30まで会社で仕事 → 会社のリフレッシュルームで24:00まで仮眠 → 会場に直行 →【 イベント 25:00〜03:00(劇場版上映はPassしました) 】→ タクシーで帰宅、2時間睡眠、シャワー&着替え → 09:00 会社着(休日出勤)
──という、ほとんど仕事の合間にイベント会場に行き、イベント終了後 仕事に戻った──というような感じの強行軍でしたので、私の体力、気力、記憶力、何もかもが 非常に頼りなく、このレポも かなり いー加減なものになると思いますが、そこのところ は よろしくご承知おきください。

「1年でいちばん忙しい年度末も年度末に こんなイベントを催すなんて、東映さんは鬼か!」
と、本気で思いましたね。
でも、アニメの試写があるのでは 行かないわけにもいかないですし……。
30日20:00頃からの24時間で、エスタロンモカ12を1箱全部使い切りました。
カフェイン2000mg。カフェインは位1包500mgで劇薬指定。
趣味と仕事のかけもちは命がけです。

さて。
そんな命がけイベントでの私のいちばんの目的は、『Ωでの 氷河と瞬ちゃんの設定情報収集』。
Ωでの旧作青銅キャラの設定・立ち位置に関して、少々 不安を感じる情報ばかりが流布していましたので、少しでもココロが安らぐ情報を得られたらと期待してのこと。
というか、Ω以降の自分の二次創作のスタンスを決めること(要するにΩ設定を組み入れるか、完全無視するかの決定)が目的でした。
星矢ちゃんと紫龍のΩ情報はそれなりに入ってくるのに、肝心の氷河と瞬ちゃんの(確実な)情報が皆無でしたから。

本当の本音を言えば、Ωは自分の二次創作から切り離して考えるしかないだろうとは思っていたんですけどね。
『氷河が氷漬けになっていて、青銅聖闘士の中で彼だけが歳をとっていない(かもしれない)』とか
『過去の戦いで傷付き再起不能になっている紫龍(を治そうとしている紫龍の息子の龍峰くん)』とか
『小宇宙使用不可になって、聖闘士引退している瞬ちゃん』とかいう海外逆輸入の(未確定)設定を教えていただいた時には、
「龍峰くんによって復活した紫龍が氷河の氷の棺を打ち砕き、同じく小宇宙復活した瞬ちゃんが その小宇宙で氷河を復活させて、天秤宮の再現。そして、この私が表のチューリップ畑で 年下攻めを書く時代が、ついに来るのね〜っ!」
と笑っていられたのですが。

『聖闘士星矢ぴあ』で、龍峰くんが紫龍と春麗の子供という記事を読みまして(公式サイトにも その設定の記述がなかったので、ぴあを読むまで、あくまで上記の情報はnot 確定設定だろうと思っていたのです)、Ω製作スタッフさんが旧作の腐女子ファンを取り込むつもりはないということがわかり、これは氷河と瞬ちゃんも何をされるかわからない──と覚悟を決めることになりました。
(旧作の腐女子ファンを考慮に入れないというのは、新作を制作するにあたって、ある意味、大変潔くて好感の持てる態度だとは思いますけども)

それはさておき、ぴあの龍峰くんのラフを見て、
「どーして紫龍の子供が瞬ちゃんの顔をしてるの〜っ!?」
と大笑いしてしまいました。
公式サイトに掲載されている彩色済みの龍峰くんの絵でも「瞬ちゃんに似てる〜」とは思っていましたが、ラフを見たら、龍峰くんてば 瞬ちゃんそのもの。
おまけに、『イメージ的には旧作の瞬に近いです』と堂々と書いてある。
それは非常に わかりやすい説明ですが、それを公式に発言しちゃうところがすごいです、Ω制作スタッフ。

てな感じで、私が『聖闘士星矢ぴあ』を読んだのが28日。
その翌日には、中川翔子さんというタレントさんがΩ OP及びアテナの声優担当のニュース。
そして迎えたイベント当日。
何かと混乱しつつ臨んだ星矢ワールドプレミア。レポ、参ります。

※ (の前に)注意
私は、『夢』『希望』『友情』といった世界観・キーワードが星矢的であることを最重要視する(聖闘士星矢ファンというよりは)氷瞬ファンです(我ながら大変矛盾しているとは思うのですが、事実なので仕方がない)。
『夢』『希望』『友情』といった世界観・キーワードが星矢的であれば、他のことには(絵にも音楽にも声優にも制作者側の姿勢、宣伝方法その他にも)全く こだわりがありません。レベルが高い方が望ましいと思う程度。あくまで設定と脚本重視です(ま、字書きですからね)。
ですので、このレポの視点も大変 偏って(むしろ腐って?)いると思います。
その点、ご了承ください。

ちゃんとしたストーリー仕立てにする気力・体力・判断力がないので、箇条書きでレポさせていただきます。



オープニングはNoBさんのペガサス幻想、影山さんのソルジャードリームで始まりました。
お二人とも、世界中で星矢の曲を歌ってまわっているそうですが、NoBさんが、
「ブラジルの方は特に星矢が大好きですねー」
とおっしゃっていて、以前 堀江美都子さんが『ミューズの晩餐』で同じことをおっしゃっていたのを思い出しました。
今回もブラジル会場・フランス会場、盛り上がっていたようです。


その後、メインキャストと監督さん、プロデューサーさんのご挨拶。
Ω制作・内容に関しては、車田先生とテレビ朝日さん、東映さんの三者で話し合って決定したということでした。
三者の発言力の比重は謎ですが。


車田先生からのメッセージを披露。
緑川さんが読み上げ、画面にポルトガル語、フランス語、北京語(?)の訳が映し出されました。
ワールドワイドな星矢人気を実感しましたです。

◆で、Ω第一話の上映(以下、多少のネタバレ含みます。ご注意)

(1)OPは中川さんとNoBさんのペガサス幻想。
中川さんがメインで歌うのは最初の数フレーズだけで、あとはNoBさんがメインでしたので、特に問題は(という言い方も何ですが)なかったような気がします。
画面に一瞬、旧青銅5人の後ろ姿が映りました。
Ω本編に出てきますね、これは。氷河も瞬ちゃんも。

(2)確かに、よく動く。
でも、薄い紙人形が動いているような感じが拭い去れません。
荒木さんの画力(特に表情の深みの表わし方とか)に、今になって改めて驚嘆しました。
荒木さん、やはりすごい方でした(過去形なのが悲しい……)。

(3)射手座の黄金聖衣を着た星矢ちゃんは、技名を叫ばずに拳を繰り出すので、妙に焦れったくてならなかったです。

(4)中川さんのアテナはそんなにひどくはなかったと思うのですが(絵のペラペラ感の方が気になったせいもあるかもしれません)、最も威厳と迫力が必要なシーンでの決め台詞を言うところで 力不足が露呈しましたね。

(5)シャイナさんの滑舌に難あり。何というか、合わない入れ歯をした人が喋っているようで、ちょっと きつかったかも。

(6)とりあえず星矢ちゃんは、光牙くんを守って死んだことになっている模様。
まあ、「これから大事なところで出てきます」という話でしたので、死んだことになっているだけのようです。

(7)展開のテンポはいいと思います。時間を短く感じました。

(8)EDはないのでしょうか。しかし。

(9)結論
見る価値はある作品だと思いました。
最初の数回でメインキャラ登場・紹介→学園生活→さらわれたアテナを探して旅に出て、そこで旧作青銅聖闘士に出会うエピソードあり――という展開になるようです。
私が氷河と瞬ちゃんに会えるのはいつになるのやら。
本当に胸がどきどきします。

◆その後、メインキャラの皆さんでのトーク

(1)各キャラの必殺技名を叫んでくださったのですが、瞬ちゃんそっくりの龍峰くんが、滅茶苦茶可愛い声で廬山昇龍覇を打つのですよ。
もう、どーしたものかと悶絶してしまいました。
残念ながら彼は脱がないそうですけど。
柿原さんって、声質が粕谷さんに似ていますね。

(2)エデンって、敵方属性ありなのかな? もしくはゼウス絡みのキャラなのかな? と思いました(全く根拠はありません)。
諏訪部さんて、トークがお上手です。間の取り方や声の緩急のつけ方も巧みで、落ち着いていらっしゃるのに乗りもいい。
その上、お辞儀をする際、誰より早く腰を折り、深く長く お辞儀をする。
それだけで好感度UPです。

(3)私に氷河と瞬ちゃんがいなかったら & 現時点でのキャラ設定だけで判断すると、エデン×龍峰くんですね。
龍峰くん、最強で天才で病弱で瞬ちゃんそっくりって、おいしすぎるでしょう!
おいしすぎて、王道カプにはならないキャラのような気がしますが(ガンダムWのカトル的というか何というか)。

(4)秋にΩのゲームが出るそうです。
詳細はまだ不明とのことですが、古谷さんたちがおっしゃった、
「戦う男同士の恋愛シミュレーションゲームかも」
に、中川さんが大興奮。
気持ちはわかります。うむ。

(5)古谷さん曰く、
「旧作の時は、アニメ雑誌(おそらく、『ジ・アニメ』か『アニスペ』のことだと思います)での人気投票の順位は、瞬、氷河、紫龍、一輝、星矢で、いつも星矢が5位だった。今回は1位を狙いたい」
どの雑誌の何月号と決めて組織票を出そう! という話で盛り上がりました。

(6)英語通訳の方(星矢の字幕も担当してくださっている方だそうです)が、なぜか異様に面白かった。
声優さんたち、「 Thank you !」を連発していらっしゃいました。

(7)古谷さん、本当に星矢を演りたかったんだな〜 というのが、ひしひしと伝わってきました。
他のキャストの方々と違って 声の劣化もさほどではありませんし、古谷さんなら今でも(若い)星矢ちゃんだって演れるのですから、もう少し うまく立ち回れなかったものかと、過去の一時期を残念に思いました。
アニメは耳より目、目より理屈の私にさえ わかった他のメンバーさん方の声の変化に、古谷さんが気付いていなかったはずはないでしょうに。
まあ、うまく立ち回れる星矢ちゃんなんて、それはそれで興醒めですけども。


◆結論といたしましては。
現時点では情報が少なすぎるため、私の二次創作とΩの絡みに関しては態度留保。
氷瞬的に不都合な事態が発生した場合には それを無視し、おいしい事態・設定はおいしくいただく。

つまり、
「これまでと何も変わりませ〜ん」
が結論なんですが、仕事の合間に 命を削って行った甲斐はあったと思いました、ワールドプレミア。
氷河と瞬ちゃんが出てくるまでは、私は龍峰くん(とエデン)に注目かな。
私の好みは一貫しています。うむ。

以上、なぜか「うむ」が口癖になりそうな、命がけの聖闘士星矢Ωワールドプレミアレポでございました。
明日は早起きします〜。



【2012/03/31 20:45】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
キリリク話、UPしました(496000)
記念のお花畑→8番目の花壇に、あこさんからの496000カウントリクエスト話をUPしました。
あこさん、リクエスト、どうもありがとうございます!

今回いただいたお題は、
「遊義門院と後宇多上皇」
もしくは
「『夢をかなえるゾウ』の課題のどれかをこなす氷河」
のいずれか。

で、私は遊義門院さんの方を選ばせていただいたのですが、見事に女院も上皇も出てこない話になってしまいました。
あこさんには、本当に申し訳ありません。
わざとらしく本邦の香りを匂わせつつ、ビミョーなごまかしで逃げを打つくらいなら、いっそ完全洋風に ジュリエットを誘拐するロミオの話でも書いてしまおうかと思ったのですが、それもまたビミョーだなーと悩み、結局どっちつかずの なんちゃってファンタジーに落ち着いてしまいました。

お題を選ぶ際には、『夢をかなえるゾウ』の方にも、実はかなりココロを惹かれたのです。
課題のどれか一つなんてことを言わず、上記wikiにあるガネーシャの24個のお題──「靴を磨く」からを「プレゼントをして喜ばせる」まで──を、氷河に1日のうちに実行させることはできないかと、そんなことを本気で考えました。
実際 できそうな気がしたんです。

「自分の靴は磨かなくても、瞬ちゃんの靴なら 氷河は喜んで(?)磨くでしょう」
と思いましたし、
「『会った人を笑わせる』『その日がんばった自分を褒める』『自分の得意な事を人に聞く』『自分の苦手な事を人に聞く』『夢を楽しく想像する』『運が良いと口に出して言う』『何かをただでもらう』『明日の準備をする』『身近にいる大切な人を喜ばせる』『人のいい所を見つけ褒める』『人の長所を盗む』『プレゼントをして喜ばせる』の項目は、ウチの氷河なら一気にベッドで一晩でやり遂げてくれるわよー!」
と思った。

ただネックが一つ。
そのネックというのが『トイレ掃除をする』。
いえ、「男の沽券にかけて、ウチの氷河はトイレ掃除なんかしない!」というのではないのです。
そんなカッコいい(?)理由ではなく、単にウチの星矢世界にはトイレがないから。
存在しない場所の お掃除はできないから。
言ってみれば、私のやおい上の美学の問題です。

腐女子には、自分の世界がある
たとえるなら、トイレのない華麗なる城戸さんち〜
やおいの闇にココロを溶かして
キーボード叩いてる やおいの美学〜
(↑ ピートマック・ジュニアさんのお声で お願いいたします)

美学で、お題を一つ諦めた私です……。


はい。
そういうわけで、『遊義門院と後宇多上皇』のお題で行くことに決めた私だったのですが、実はわたくしめ、『増鏡』等当時の資料をマトモに読んだことがなく(現代語訳でも読んだことはありません)、そのため二人のことが よくわかっていないのですね(『増鏡』を読んでもわからないのではないかという気もしないでもありませんが)。

二人が敵対し合う二つの家の一員であることは事実だったでしょうが、その誘拐事件(?)が、後宇多上皇による強引な略取だったのか、双方合意の上での駆け落ちだったのか。
敵対し合う二つの家の一員といっても、彼らは形式的には 後二条天皇の父と母(准母)──つまり夫婦だったわけですし、夫婦間で略取だの駆け落ちだのというのは奇妙至極な話です。

いずれにしましても、後宇多上皇と遊義門院をウチの氷河と瞬になぞらえた場合、瞬の合意をとりつけずに氷河が瞬を誘拐することは 実力的に(?)不可能なので、今回の話のようなこじつけを考えました。

話を書き上げてから、「なーんか、視点がうまく定まってなくて読みにくいわ〜」と思ったのですが、適切な直し方を思いつけなかったため、そのまま突っ走らせていただきました(無責任の極致である)。

そんなこんなで(?)、なんちゃってファンタジー世界内 某N国の物語。
遊義門院さんと後宇多上皇が 皇族でなく、せめてどこかの貴族さん宅の男女だったなら、まだ本邦が舞台で何とかなったのかもしれませんが(そして今年の大河があれでなかったら、私は様々なことを気にもとめずに 皇子様同士の皇子様による皇子様のための誘拐話を書いてしまっていたのかもしれませんが)今はこれが精一杯。
現代ものにしなかったのが、私なりの ささやかな意地。

ご子孫が生存していらっしゃる幕末キャラの二次創作が あれこれ大変らしいという話は聞いていたのですが、まさか800年も前の時代に生きていた方々の二次創作で、こんな苦労をすることになろうとは。
さすが万世一系の某N国。
歴史というものは現代に続いているものなのだという事実に驚嘆し、またその重みというものに愕然としている私でございます。

あ、でも、今年の大河の『王家』呼称批判のおかげで、畏れ多くも我が国の今上天皇が 現在の世界で国際的に『 Emperor 』の呼び名を許されたただ一人の御方だということを、私は初めて知りました(我ながら、素晴らしい無知である;)。
『 Emperor 』は『 King 』より上位の号ですから、つまり 外交上では 世界一地位の高い人。
ちょっと すごく びっくりです。
日本国そのものの国際的地位や 国民の生活レベル教育レベルも世界一だったら よかったんですけどね。

本邦の国民の妄想力のレベルや表現の自由のレベルが いつか世界一になることを願いつつ。
あこさん、リクエスト、どうもありがとうございました!
今回はこういう仕儀になってしまいましたが、どうか これに懲りずに これからもよろしく お付き合いくださいませ〜。


【2012/03/24 20:48】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新作UPしました(388)
小説のお花畑に新作UPしました。

今回の話の元ネタは、NHK大河ドラマ『平清盛』第4回『殿上の闇討ち』。
はい。また 大河でございます。
本当にネタの宝庫です、今年の大河。
「これ使える!」と思うたび、ネタをメモしておいているんですが、その数に創作速度が追いつきません。

ちなみに、『平清盛』第4回『殿上の闇討ち』は、清盛のパパの平忠盛さんが超カッコよかった回。
その才覚にものを言わせ、宋との貿易で しこたま儲け、朝廷にたっぷり寄進して鳥羽上皇の覚えめでたく、武家の身でありながら ついに殿上人に成り上がった忠盛パパ。
そんな忠盛パパを、当然のことながら 旧勢力である藤原摂関家の方々は 非常に疎ましく思っているわけです。
で、公の場で 忠盛パパをいじめまくるのですが、忠盛パパは平然泰然(真の実力者というものはそういうものでしょう)。

それが、ますます気に入らない摂関家の忠実さんは、同じ武家でありながら うだつの上がらない源氏の為義さんに、それとなーく忠盛パパの暗殺を命じる。
為義さんは、自分が不甲斐ないせいで 有能で意気盛んな息子義朝さんが出世できずにいることを情けなく思っているので、それが息子の出世につながるのならと、忠盛パパ暗殺の決意をする。
──のですが、源氏の為義パパは、平氏の華麗なる忠盛パパに 無様に返り討ちにされてしまうのです。
あの場面の 忠盛パパは本当にカッコよかった!(忠盛パパは、その言動だけでなく 衣装も立派。綺麗で すっごく高そう)。

でも、私が泣いたのは、むしろ、暗殺に失敗した源氏の父子の方。
忠盛パパに軽く いなされて、外で地べたにへたって しょんぼりしている無能パパ為義のところに、有能息子の義朝がやってくる。
その有能息子の前で、無能パパ為義は がっくり肩を落とし、項垂れつつ言うのです。
「すまんな。また忠盛にしてやられた」
平氏の忠盛パパと違って、源氏の為義パパは身につけているものはボロボロ、靴も履いていない裸足です(ビンボーだから)。

そんな、超カッコ悪い無能パパ為義に、有能息子義朝曰く、
「やられればよいのです。父上がやられた分は、私がやり返します。父上がやられるほどに、私は強うなる。強うなって、きっと父上をお守りいたします」

番組前半で、『パパが無能なせいで、ボクが出世できないんだー』とパパに弓を向けていた有能(でも我儘)息子に、そんな健気なことを言われて、無能パパ為義さんは、今にも泣きそうな顔。
とはいえ、ここで氷河みたいに感動して滝涙を流すわけにもいかないので、
「馬鹿を言え。おまえに守ってもらうほど、老いてはおらぬわ!」
とかなんとか、困ったような照れくさそうな顔をして言うのですよね。
ボロボロの服で、きったない顔で。

もうもう、可愛すぎるでしょう、為義パパ!
私は、まじでボロボロです(服じゃなくて涙が)。
平氏の有能パパと馬鹿息子。
源氏の駄目駄目パパと有能息子。
平氏と源氏、二組の父子の境遇の明暗が、真夏の日中の日向と日陰のように くっきり はっきり対照的で、それが実に切ないお話でした、『殿上の闇討ち』。

んが。
私は、氷河と違って、感動して、滝涙を流して、そのまま速やかに次のステージへ移動──というわけにはいきません。
ガリレオ・ガリレイ曰く、
「書きとどめよ。議論したことは、風の中に吹き飛ばしてはいけない」
私なら、
「作品化せよ。感動したことは、ネタ用メモに埋もれさせてはいけない」

というような経緯で。
弱いんだけど、無能なんだけど、愛する人のために 自分にできる精一杯のことをしたいと頑張る氷河の話を書いてみようと思ったわけなのです。
ああ、でも、ウチの氷河では、為義パパの健気さ・可愛らしさには 到底 及ばなかったですね。
演出の一環として、氷河をビンボー設定にできればよかったかもしれません。
カッコいい忠盛パパは、どこまでも華麗かつスマートかつクール&ゴージャス。
それに比して駄目パパ為義さんは、どこまでも ミジメで情けなくて、無様&ビンボー。
でも、心の中は愛でいっぱいだし、愛している人に愛されてもいる。

いいですよね〜。
人間の幸せは、立派なお家に住んで、綺麗なお洋服を着て、おいしいものを食べられることではないし、カッコいいことでも 賢いことでもないのだと、つくづく しみじみ思います。
(おいしいものは、食べられるなら食べたいですけど)(所詮は俗人な私;)

んーと。
タイトルの『夢のまた夢』は、もちろん 豊臣秀吉の辞世の句、
『露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢』から。
で、この辞世の句の元ネタは、大河第10回『義清散る』で 恋のために身を滅ぼした カッコつけ唯美主義者の佐藤義清さん こと西行法師の、
『津の国の難波の春は夢なれや 蘆の枯れ葉に風渡るなり』なのだとか。

そんなふうに、元ネタは どこまでもどこまでも大河ドラマな話なのに、なぜか舞台は ゼムリャフランツァヨシファ諸島のルドルフ島。
何と申しますか、今年の大河ドラマに対する Uyoku-modoKi(?)な方々の言いがかりめいた批判を見ていて、日本の朝廷&その近辺が絡む話を書くことに、最近 少々 危険を感じているので、君子危うきに近寄らず(『虎穴に入らずんば虎子を得ず』とも言いますが)。
イス○ムや社会主義・共産主義国ほどではないのでしょうけど、日本も実は いろいろ不自由な国だったのですね。
(ネット等での発言・攻撃等が)自由であるがゆえの不自由というか何というか。
モーソーの翼くらいは、どんな制約も受けず 自由に広げていきたいのですけれど、これが なかなか。

でも、私は負けない!
ソ連共産党支配下のポーランドで、アンジェイ・ワイダ監督が 微妙&絶妙な表現で厳しい検閲を すり抜けつつ抵抗三部作を創り上げたように、弾圧されている人間には(大袈裟な;)弾圧されている人間なりの対処抵抗の仕方というものがあるのです。

そんなこんなで。
次回は、(微妙&絶妙なところで厳しい検閲を すり抜けつつ?)キリリク話をUPする予定です〜。



【2012/03/17 20:47】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キリリク話、UPしました(494000)
記念のお花畑→8番目の花壇に、凛さんからの494000カウントリクエスト話をUPしました。
凛さん、リクエスト、どうもありがとうございます!

さて、今回いただいたお題は、
(1)氷河が瞬に「俺はおまえを諦めん!」と言う
(2)邪魔になった髪を軽くまとめた瞬に氷河がドキドキする
(1)(2)のいずれか、もしくは (1)+(2)

お題の(1)は、『聖闘士星矢戦記』における、氷瞬の、氷瞬による、氷瞬ファンのための氷瞬的セリフ。
↑ こちらの氷瞬いちゃこら やりとりにつきましては、以前 Blogで散々騒ぎまくらせていただきましたので、今回は こちらでは静かにしていることにします。

今回の問題は、お題(2)の方でした。
何とか一つの話にはまとめましたけれど、そこに至るまでが七転八倒。
前振りページにも書かせていただきましたが、仮にも氷河と瞬ちゃんの ほのぼの らぶらぶハッピーサイトで、この分野が苦手というのは 大いなる大問題です。
早めに この分野を克服しないと、私は いずれ当サイトの運営に行き詰まることになるでしょう。
氷河と瞬ちゃんのほのぼの らぶらぶハッピーサイトを目指し、また、そうであると標榜してもおきながら、ほのぼの日常話が書けないなんて、言語同断、話になりません。

とはいえ、私が ほのぼの日常話を書けないのは、(私の資質の問題もありましょうが)私自身がほのぼのした日常を送っていないから──のような気がしないでもない。
私の日常は、仕事とプライベートのスケジュールが複雑に絡み合い、そのスケジュールを死守するためにスリリングを極めていて、とても ほのぼのしている余裕がない状態。
(二次)創作の次元でも、実生活でも、もしかしたら私にとって『ほのぼの』とは、高値の花にして見果てぬ夢なのかもしれません。

そういう私の見果てぬ夢は、(考えると悲しいので)さておくとして。
作中出てくる お能の『井筒(前振りページでリンクをはるとネタばれになってしまうので、こちらでリンク)』の元ネタである『伊勢物語』の『筒井筒』はハッピーエンドの物語なんですよね。
ほとんどの日本人は、ハッピーエンドの『筒井筒』の方しか知らないのではないかと思います。
私も『筒井筒』は普通に古文で習いましたけど、『井筒』は成人してから知りました。

幼馴染じみの二人が、疎遠になり、やがて結ばれ、多少の行き違いがあったけど、互いの愛を確かめ合い 以前より更に強く結びつく。
見事な起承転結、せっかくのハッピーエンド。
それを、なぜ わざわざアンハッピーに作り直すのか、正直 私には よくわかりません。
ハッピーエンドよりは悲劇の方が、世阿弥の目指す『幽玄』を表現しやすかった──ということなのでしょうか。
おそらく、世阿弥は完成度の高い作品を創りたい創作者で、氷河と瞬ちゃんの(登場人物の)幸福が第一義である私のような二次創作者とは、立ち位置というものが全く違っているのでしょう。

ところで、能や小説に限ったことではありませんが、ある創作物の受け取り手に 悲劇と喜劇のどちらが より好まれるのかということは、その時の世相がどんなものだったのかということにも大きく左右されるように思われます。
この1年、悲しみに打ち沈んだ自重と自粛の2ヶ月が過ぎると、日本人はドラマでも映画でも 明るく軽めのハッピーエンド物、もしくは、リアリティがなく荒唐無稽なSFじみたものを好んでいた──ように私には見えました。
と言っても、希望を持てるような作品を求めていたわけではなく、シリアスな作品や現実を思い出させる展開の作品が避けられていた──という感じ。

人が、悲劇に酔って楽しめるのって、自分が不幸でない時、自分に不安がない時なのでしょうね。
ある意味、余裕がないと、人は悲劇を楽しめない。
人は、つらい時には、できるだけ何も考えずに済むようなもので時間を やり過ごそうとする──のだと思います。

もちろん、それは作品の受け取り手の側の話で、作品を創る側の人間は 自分や自分の属する世界の悲喜こもごもを、悲劇であれ喜劇であれ、作品に昇華して、自分の心を清算しようとするものでしょうけど。
世阿弥の人生も、山あり谷ありで、かーなーりー波瀾万丈ですし。

ちなみに、大河以外はまずドラマを見ない私が、この冬は『孤独のグルメ』に夢中(?)でした。
↑ こちらは、ストーリーらしいストーリーが ほとんどなく、30分中20分が食事シーンのドラマです。
何も考えずに、「あー、ほんとに美味しそう〜」と、井之頭五郎さんの見事な食べっぷりを うっとり眺めていればいいだけのドラマ。
それだけの話(?)なのに、観ていると不思議にココロが安らぎ、生きる意欲が湧いてくるのですね。
1年前の私なら、「氷瞬話のネタにならない」と考えて、そもそも見ようともしなかった系統の番組だと思います。

──なーんてことを思いながら、もし氷河と瞬ちゃんが 何らかの創作活動に関わる立場にあったなら、彼等は どんな作品を作るのだろうと考えてみたのですが、これがなかなか想像するのが難しい。
二人は仮にもアテナの聖闘士で、人生の辛苦は うんざりするほど経験しているわけですが、その創作意欲は、だから 殺伐方面に向かうのか、だから ほのぼのハッピー方面に向かうのか。
イメージ的に、氷河が なりそこないハードボイルド、瞬ちゃんが少女小説風児童文学(?)あたりかな〜と思ったりするのですが、ワタシ的にはぜひ 氷河の書く官能小説を読んでみたいですね。

あと、瞬ちゃんの『孤独のケーキ』。
どこのお店のケーキも、にこにこ笑って「おいしい、おいしい」と評するかと思いきや、超々厳しく星一つ連発で、
「スポンジのキメが荒い」「クリームにコクが足りない」「フルーツで飾りたてればいいってものじゃない」「チョコレートの選択を間違えている」「見た目だけは可愛い」「このバティシエは味覚とセンスに大いに問題があります」等々、言いたいことを言いまくり(書きたいことを書きまくり)。
星矢ちゃんあたりが、それを読んで、
「おまえ、人を傷付けるのは嫌いなんじゃなかったっけ?」
と尋ねれば、瞬ちゃん曰く、
「(不出来なケーキで)僕を本気で怒らせたパティシエの罪だ!」

誰にだって、どうしても 譲れないことというのは あるのです。多分。
いずれにしましても、ひたすら氷河と瞬ちゃんのハッピーエンドだけを目指し、考えていられる私は、やっぱり おめでたい人間なのだろうと思います。

そんなこんなで(?)。
凛さん、リクエスト、どうもありがとうございました!
『私は 氷瞬ほのぼの日常ストーリーが書ける私になることを絶対に諦めん!』の精神で頑張りますので、どうか これに懲りないでやってくださいませ〜。


【2012/03/10 20:56】 | 新作UP連絡 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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